肌のお悩みを抱えていらっしゃる方の中には、「自分の肌の状態を正しく知りたい」「感覚的なケアではなく、根拠に基づいた治療を受けたい」とお考えの方が少なくありません。二子玉川ブルーム皮フ科では、そうした方々のために高機能な肌診断器「VISIA(ヴィジア)」を導入しております。
本コラムでは、VISIAでわかること、診断の流れ、そして診断結果をどのように治療プランに活かすのかを、皮膚科専門医の視点から丁寧にご紹介いたします。
目次
VISIAとは?
VISIAは、米国Canfield社が開発した皮膚画像解析装置です。専用のドーム型カメラで顔全体を撮影し、表面のシミやシワだけでなく、肉眼では見えない肌の奥に潜む色素沈着や毛穴の状態、紫外線ダメージ、ポルフィリン(皮脂の酸化物)まで多角的に解析することができます。
従来の視診や触診では捉えきれなかった肌の状態を、客観的な数値とビジュアルで把握できるのが大きな特長です。
VISIAで分析できる8つの項目
VISIA分析項目
- シミ(Spots)— 表面に現れている色素沈着
- シワ(Wrinkles)— 表情や加齢によるシワの深さと面積
- キメ(Texture)— 肌表面のなめらかさ
- 毛穴(Pores)— 毛穴の大きさと開き具合
- UVスポット(UV Spots)— 紫外線ダメージによる隠れジミ
- ポルフィリン(Porphyrins)— アクネ菌が産生する皮脂代謝物
- 赤み(Red Areas)— 炎症やニキビ、毛細血管の拡張
- 茶クマ(Brown Spots)— 真皮層に蓄積した色素沈着
VISIA診断のメリット
1. 感覚ではなく数値で把握できる
「最近シミが増えた気がする」「肌のハリがなくなってきた」といった感覚的な悩みも、VISIAなら同年代の方との比較スコアとして客観的に把握できます。これにより、ます。本当に必要な治療と、過剰な治療を見極めることができるのです。
2. 治療効果を可視化できる
治療前と治療後にVISIAで撮影することで、見た目だけでは判断しづらい変化も数値の改善として確認することができます。患者さまご自身のモチベーション維持にもつながりますし、私たち医師にとっても次の治療プランを最適化する貴重な情報となります。
3. 隠れたリスクの早期発見
VISIAでは、表面には現れていない紫外線ダメージや真皮層の色素沈着まで可視化できます。これから現れてくる可能性のあるシミを事前に把握し、予防的なアプローチをご提案することも可能です。
診断結果から導く治療プラン
VISIAの診断結果は、単なるデータで終わらせるものではありません。皮膚科専門医とアレルギー専門医のダブル資格を持つ院長が、お一人おひとりの肌の状態、生活背景、ご希望に合わせて最適な治療プランをご提案いたします。
| 診断結果 | 推奨される治療 | 期待される効果 |
|---|---|---|
| シミ・UVスポット が高スコア | レーザートーニング + 内服療法 | 表層と深層の 色素を段階的にケア |
| 毛穴・キメの乱れ | ダーマペン + ピーリング | 肌のターンオーバー を整える |
| 赤み・炎症 | 保険診療での 炎症コントロール | 美容医療の前段階 として土台を整える |
| シワ・たるみ | ボトックス + ハイフ | 表情ジワと 輪郭を同時に改善 |
診断の流れ
STEP 1|カウンセリング(約15分)
まずはお肌のお悩みやご希望、現在のスキンケア習慣についてゆっくりお伺いいたします。気になることはどんな小さなことでもお気軽にお聞かせください。
STEP 2|VISIA撮影(約5分)
専用のドーム型装置に顔を入れていただき、複数の光源で撮影いたします。撮影自体は数分で完了し、お肌への負担は一切ございません。
STEP 3|診断結果のご説明(約20分)
撮影結果をご一緒に確認しながら、現在の肌状態と将来的なリスク、おすすめの治療オプションについて丁寧にご説明いたします。その場でのご決断は不要です。ご自宅でじっくりご検討くださ
い。
まとめ
VISIAによる肌診断は、感覚に頼らない「エビデンスに基づく美容医療」を実現するための重要なツールです。二子玉川ブルーム皮フ科では、皮膚科学の知見に基づき、安全性と医学的根拠のある施術のみを厳選してご提案しております。
「自分の肌に合った治療を知りたい」「まずは現在の肌の状態を客観的に把握したい」とお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。皮膚科専門医とアレルギー専門医のダブル資格を持つ院長が、お一人おひとりに寄り添った最適なプランをご提案いたします。